サニー兄弟を無事にお返しすることができた記念に,サニー兄弟を預かるに至った心境と預かった後の感想を書き残すことにする。
「サボかニノのどちらか1頭でいいのでお願いします」 5月の初めにサボニノお預かり依頼がちゅう家から来た時,私はすぐに無理だと判断し断る方向で考えていた。 サニー兄弟の預かり場所の1つとしてネモ家が選ばれたのはとても光栄だったが,いろいろな事情もあったし,留守がちなネモ家では十分な世話が出来ないと思ったからだ。 「絶対に無理」という気持ちが変わらないまま2週間が過ぎたある日,突然「もしかして,断るのは勿体なくないかぁ?」という気持ちが沸いてきた。 「ネモ以外の子と生活できるチャンスなんてそうはない。どんな感じなんだろう?どんな子に会えるんだろう?」という強い好奇心が私の中に生まれたのだ。 数日間,悶々と考え,ちゅう家に「まだ募集中?」と問い合わせた時の緊張した気持ちはまだ覚えている。果たして本当に引き受けて大丈夫なのか,不安な部分もあったからだ。 今回,私が依頼を受ける気になった決め手は,サボニノが♂だという事と,8ヶ月という月齢だ。 もし,♀(気が強い大人のレディは除く)だったりオカマちゃんだったりした場合,ネモの執拗な追っかけの犠牲犬となる可能性が高いので預かれない。あと2,3ヶ月若ければ手がかかり過ぎるし,1歳近くになって♂としての気質が現れてくると,気が合う合わないの問題が出てくる可能性があるからこれも預かれない。 そう考えると,預かるには今が一番良い時期で,そんな絶妙のタイミングを逃す手はない。この先,同じチャンスが巡ってくることはまずないだろう。
その後,微妙な時期にネオが大きく体調を崩したりしたので,決心が鈍ったりしたが,どうにか預かるに至ったのだ。 どうせ預かるなら1頭も2頭も同じ…2頭一緒の方が心強いだろうから,サニー兄弟として迎えることにした。その方が何となくネモも受け入れやすいんじゃないかとも思った。 もちろん,サニー兄弟の面倒を私以上に見ることになるであろうネオ父に事前に話を通す。 「もし,預かるって言ったらどうする?」と切り出すと「子犬,だ♪い♪す♪き♪o(^o^)o」と目を輝かせる。「え〜!預かるの?!」みたいな反応を想像していただけにこれには驚いた。私よりもワクワクしているネオ父の様子から何か思い違いをしているな…と感じ「あのさ〜サボはネモより大きいんだよ」と説明。ずいぶん前に会った時の「子(小)犬」のイメージのままだったネオ父は唖然とし「騙されたぁぁぁ…」と騒ぐ始末。(−−;) そんなこんなでサニー兄弟を迎え送った3週間は,貴重な経験と思い出になった。 ネモ以外のイタグレとの生活を期間限定で体験できるなんて夢のようだったし,それぞれの癖や性格の違いや体の違いが興味深かった。弟もどきを迎えたネモの様子も観察できたし,時間と共に変化していく4頭の関係も面白かった。 そんな中で,私が最後に感じたのは「愛情は分散する」ということ。 一緒にいる時間が長くなれば長くなる程,ネオ・モス・サボ・ニノの分け隔てがなくなり可愛くなっていくのだ。愛情を1日24時間に例えると,ネオとモスなら12時間ずつに分けられるが,4頭になると1頭の分が6時間となる。 自分の持ち時間が減るという経験を初めてしたモスは寂しさを感じていたのかもしれない…なんて今は思う。
最後に「目の前でソファーに大と小をされたり,請求書を破られたり,壁板を削り取られたり,椅子の脚を噛まれてキズだらけにされたり,特注の光ケーブルを食いちぎられたり,うたた寝している隙に床を剥がされたり,大事な蔵書にかけションされたり…」した「子(大)犬」の面倒を一番見たネオ父さん,大変お疲れ様でございました。(^_^;)
…可愛いけど…可愛いんだけど,4頭はやっぱり大変だ…; 次に会う時はタマナシサニー兄弟…一緒に暮らした時の性格がそのまま残っているといいなぁ(^^ゞ
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